2013年11月24日日曜日

第4回龍馬脱藩の道トレイルランガイド養成講座

2013年11月24日、第4回龍馬脱藩の道トレイルランガイド養成講座の実技講習が愛媛県大洲市河辺町で開催された。講師はNPO法人全国トレイルランニングガイド普及協会理事長の忠政啓文さん。参加者は10名。コースは河辺ふるさとの宿を出発して、脱藩のとき龍馬が渡った屋根付き橋「御幸の橋」や「夜明けの道」の記念碑の前を通り、目的地の榎ヶ峠(標高810m)の往復約12㎞。なんと御幸の橋から榎ヶ峠までの高低差約400mの山道を走る。参加者に聞くと行きの上りはかなりきつい走りになるが、帰りは約20分で一気に駆け下りる爽快感がいいらしい。今日は朝から晴れ、もみじは真っ赤に染まり、イチョウは黄色く染まり、綺麗な紅葉が楽しめるトレイルランになった。

出発前に記念撮影

さあ、出発じゃ!

屋根付き橋の「御幸の橋」を渡る

「坂本竜馬の通りし道 俳優 武田鉄矢」

夜明けの道の記念碑の近くで一休み

国木にある「夜明けの道」の記念碑


目的地の榎ヶ峠(標高800m)までもう少し

目的地の榎ヶ峠で記念撮影


イチョウの黄色い葉っぱが落ちて綺麗

2013年11月5日火曜日

梼原の龍馬像

制作過程にびっくり
龍馬の裸を作り、その上から着物を重ねる

2013年10月12日、大洲史談会の梼原現地研修に参加。内容は梼原地区の坂本龍馬脱藩の道の研修です。講師は、龍馬脱藩の道を解明し、『坂本龍馬脱藩の道を探る』と『歩いてみよう坂本龍馬脱藩の道』を出版された村上恒夫先生。

今回の研修で注目したことは、維新の門群像にある龍馬像の制作過程です。「はじめに龍馬の裸を作り、その上から着物を重ねて作り上げた」と村上恒夫先生は説明された。私は思わず“え~龍馬の裸の原型を作る?その上から着物を着せる?” 銅像作家のこだわりと制作過程の緻密さにびっくりした。

この銅像の制作者は、銅像作家・濱田浩造(はまだこうぞう)氏である。濱田氏は1940年9月15日高知市生まれ。日本大学芸術学部卒業。彫刻家の父、川島三郎氏の「吉村虎太郎像」(津野町)作りを手伝ったことをきっかけに、岩崎弥太郎(安芸市)、お龍・君枝姉妹像(芸西村)、維新の門群像(梼原町)、ジョン万群像(土佐清水市)、長宗我部元親(高知市)など、銅像を数多く作り上げた彫刻家。2001年5月4日 60歳で亡くなる。

梼原の龍馬像(中央)

村上恒夫先生

参加者に説明される村上先生

少し坂本龍馬脱藩の道を歩く

国境・韮ヶ峠で記念撮影